2014年5月14日水曜日

2014/5/11 自己統合ワークショップを開催した


5月11日の日曜日、長田せいじさんと一緒に、何度目かの
自己統合(セルフインテグレーション)ワークショップを開催しました。
毎回、少人数でじっくりと、時間的にゆったりとやっています。

今回も参加者は5名さまでしたので、せいじさんも入ってもらい、
基本的に3ペアになってじっくりワークをしてもらいました。

ほとんどNVCにふれるのがはじめて、という方もいらっしゃったので、
最初はニーズとは何か、共感を与える、エンパシーとは、
といった基本的なところも説明して、
相手に対して共感する、というワークも行います。

自己統合プロセスというのは、他人に対してではなく、
自分の中にある複数のパートを認識して、
お互いのパートがもうひとつのパートに対して
共感する、というのが基本だからです。

まず、他人に対する共感(エンパシー)をする練習をしていたので、
自分の中のパートに対する共感も、スムーズに行うことができていました。

NVCでの共感は、相手の中にあるニーズにつながろうとする
意図が大切。そしてニーズ=大切にしているものから出る
感情が、ニーズにたどりつくための指針になります。

ニーズのリストを見ながら、相手のニーズを推測する、ということを
やりますので、はじめての方でもやりやすかった、という感想をいただきました。

自分の中にある葛藤について、長年、解決策を見いだすことができなかったことが、やっと糸口がつかめてとてもうれしい、という感想をいただき、
本当にうれしかった。

少人数で1日ワークを和室というリラックスした雰囲気の中でやっているので、お互いにはじめてあった人がほとんどなのに、
終わるころには、とても近づいた感じがありました。

あと、今回は参加者の方が、1才半のお子様を連れてきておられて、
その子もワークの間にみんなと一緒に遊びながら
参加してくれてたのも楽しかった!!

参加者のみなさんも、子供さんと一緒にデングリ返ししたり。
和室でごろごろと、だんだん、みんな子供帰りしているようで
おもしろかったです。私もごろごろしながらやってました。

自己統合のワークショップは、出たいです、というご意見も多くいただいていますので、これからもやり続けて行こうと思っています。

特に、この少人数でじっくり時間をかけてやる、というやり方が
深くリラックスして自分とつながることができるので
合っていると思います。

せいじさんとふたりでファリシテーションすることで、
参加者のみなさんに目がとどきやすく、
お互いにファシリテーターとしても余裕を持てるのもいいのかな、と
思います。

チェックアウトのときに、参加者のみなさんが目をきらきらと、
感想を伝えてくださるのを聞くと、
本当にやり続けてよかったと、感謝の気持ちでいっぱいになって、
涙があふれてきそうになります。
いや、よく泣いてしまいます。

そして参加者のみなさんも、たくさん涙を流しておられました。

「泣いてもいいという、安心感のある場所であることがうれしい」
という感想をいただいて、うれしかった。

これからも楽しみつつ、こういう場を作っていければと
思います。

参加していただいたみなさま、
本当にありがとう。
せいじさん、いつも一緒にありがとう。
長文を読んでくださり、ありがとう〜。

次回は8月の開催を予定してます。
あとそれまでに、オンラインでワークをやってみる、というのも
考え中です。

決めましたらまた、このブログでも告知しますね。

ニーズカードを使った共感も。
エンパシーサークルは気軽にできるワークです。

複数のパートそれぞれにあだ名をつけるのが楽しい。

手順はこんな感じ。

参加者の方から、うどと豆をいただきました。
手作りお味噌もおいしかった!