2015年2月27日金曜日

2015/2/26 リュックがない!そのとき私の中で起こったこと

今日はCCC主催のAuthentic Leadershipワークショップの3回目だった。
また、みいちゃんとケンさんのダブルファシリテーションで、今回は特に、ケンさんが熱く熱く、マーシャルの言葉を伝えてくれたのが印象的だった。

ひとつ、ワークショップに行く前にちょっとびっくりする出来事があったのでそれをシェアしたい。

少し時間があったので、近くのスタバに寄ってコーヒーを飲んで、さて行こうかとして荷物を持ってスタスタと100mぐらい歩いたところで。

ん?
あれ?
私のリュックがない?

リュックをお店に置いたまま、出てきてしまったことに気づいた!!

瞬間に思った考えは

「やばい!財布が入ってるのに!
なくなると困る!
お金があるからきっと取られてるに違いない!」

めちゃくちゃ焦る気持ちで小走りで戻る。
でも、戻りながら、もうひとつの考えが浮かぶ。

「ん?ほんとにリュックはなくなってるの?そうじゃないよね?それって単に私が妄想してるだけで、その通りじゃないかもしれないのに、身体と心はこんなに反応してアドレナリンが上がりまくってるだけだよね」

「いや、でも絶対になくなってるに違いない!いやいや、あってほしい!あるに違いない!」

頭の中でいろんな考えがうずまく。
そして実際にお店に戻ったら、
ちゃんとそこには私のリュックが置いたままありました。
ふぅ、良かった・・・。

気づいたこと。
私は、起こってもいないのに、瞬間的に
「リュックが誰かに取られたに違いない」
という考えを勝手に生んで、それに対して感情的な反応をしていたということ。
現実でない出来事に対する考えを本当に瞬間的に生み出して、
それに対して反応してしまう、ということを身を以て体験した。

なんだか、それを客観的に見る自分もいて、興味深かった。

でもとにかく、リュックがちゃんと戻ってきてほっとした。。。

今日のワークショップで出た言葉から
シェアします。
今日も盛りだくさんでとても濃厚な2時間半でした。
学び、刺激、気づきのニーズ。

・エンパシーするときは、相手のストーリーにつられて過去にいかないように。
常に、いまここのフィーリングとニーズを聞き続けてください。

・なぜ、それをするのか。そもそもニーズは何だったのか。そのニーズを満たすために、自分が一番ワクワクするストラテジー(手段)を見つければいい。そこにNVCの可能性と希望がある

・共感、エンパシーすることは、「相手を良くしよう、元気にしよう」とすることではない。そう思っているなら要注意!
ただ、相手に寄り添うこと。
そうしていると結果的に相手が元気になった、というのであればいい。

NVCは、相手の命への尊敬。信頼をすること。その人の命が、今はいったん、どん底に落ちる必要がある、と思っている場合もある。必ずしも元気になることが、命が望んでいることとは限らない。
元気になるにも、相手のタイミングを待つ必要がある。

・ニーズのリストを見て頭で考えだすと、エンパシーから離れてしまう。
当てようとしなくていい。
波に乗り続ける感じで。

・言葉がなくても無言で最高のエンパシーが出来ていることもある。

・マーシャルはこう言っていた。
共感するときに次のふたつは手放してください。
1、相手の痛みの原因が自分にあるとは思わなくて良い
2、相手を良くしよう、という責任から自分を解放する

・その人は、自分で自分のニーズを満たせるだけのパワーやエネルギーを持っている、と命を信頼すること

・自分のニーズを犠牲にして常に周りのニーズを優先させて合わせていると、自分が持たなくなる。いつか、爆発する!!

・自分が感じるかもしれない「羞恥心」は、人を死んでしまいたいと思わせてしまうぐらいのパワーがある。
それを解けるのは、自分自身しかいない。
それを解くには、自分の羞恥心に対してたくさんの共感をもらうことが必要。

・少しでも、何か違和感を感じるのであればその違和感を無視しないで大切にする。それが、自分とつながり、自分のニーズを大切にするということ

・人は生まれたばかりのときは、誰でもニーズの言葉をしゃべっている。
「生まれてきたばかりの子供をほったらかして30分も別の用事をしてるなんて、どうかと思いますよ」という赤ん坊はいない。
ただ、お腹がすいたよー、と泣いているだけ。

・自分が何を考えているのか、1分間、ただ書き続けてください。その中で一番、エネルギーがあると思う考えを取り上げて、その考えには何のニーズがあるのかを考えてつながって。

<やったワーク>
3人組でエンパシーを伝え合う
一緒のグループになった人から、
「エンパシーをするってどういうことですか?」と聞かれたのでこう答えた。

「エンパシーとは、相手が何を話しているとしても、その相手の、今、ここにあるフィーリングとニーズを推測して聞き続けることです」

・自分とつながる。考えを1分間書き出してその裏にあるニーズとつながる



ワークについては私の勉強会でも取り上げてシェアしたいと思います。

・3月14日(土)
・4月25日(土)
時間は午後2時から5時

くわしくはお問い合わせください〜。

3月14日のイベントページ
https://www.facebook.com/events/455587941256418





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