2016年10月16日日曜日

2016/10/15 洞察と深い共感=変容


2016/10/15 洞察と深い共感=変容

「海でリトリートをしよう」

そう思いついたのは、
大阪でクイックコヒーランスをやっていて浮かんだ洞察が「海」のイメージだったから。

やたら明確な「海」のイメージが浮かんで
頭で考えると唐突でなんのことか
最初はわからなかった。

でもすぐに

「そうか。コネプラとNVCとを組み合わせた
リトリートを海の側でやろう」
という行動計画を思いついた。

コネクションプラクティスの基礎コースでは、
NVCの基本的な共感のやり方を
カードワークで行い、
それにクイックコヒーランスを組み合わせて
洞察を得て、心の中に平安をつくり、
人生を切り開いていくということを学ぶ。

でも、共感を自由にやるわけではないので、
NVCのスキルは別の機会に深める必要があると
感じており、コネプラからNVCを知った受講者のみなさんにも、そのように伝え続けていた。

だけど、なかなか別にNVCを学ぶという機会を取るというのも忙しい日常の中、
むづかしいという現実がある。

それなら、同じときに、NVCを深めるワークも
一緒に提供すればいい。

さらにそれを、自然の中のリトリートとして行うことで、
より深い、自己へのつながりが起こるだろうと思った。

誰もやったことのないこの企画。
人が集まるんだろうか。
どうなるんだろうか。
まったくなんの根拠もないけど、

「きっとうまくいく」

そんな、根拠のない自信があった。

そして、実際にやってみて、それは
私の想像以上の結果を得られるものになった。

まず、私だけでなく、オーガナイザーとして
チームとして動いてくれた、さっちゃんと真澄に感謝。

ふたりのサポートがあるおかげで、参加者のみなさんにより深くて強い、学びを提供することができた。

特に真澄は、実質これが、NVCのワークを初リードするという講師デビューになったと思う。
参加者のみなさんの感想を聞くと、
とても大きな気づきや変容があったようでうれしい。真澄、おめでとう。

さっちゃんは、豊富な研修講師の経験から
たくさんのアイデアやサポートをその場その場で提供してくれて、安心して任せていられた。

ふたりのアイデアをどんどん取り入れながら、
その場その場でもっとも参加者のみなさんの学びに貢献できるものを選び続けた。

それは、私たちが常にコヒーランス状態を保ち、洞察に導かれて流れるように
選択し続けたからだと、そう思う。

実際、コヒーランスの度合いを測る計測器であるエムウェーブのデモをしたとき、
真澄はずっと緑の100%コヒーランス状態だった。
何か真澄の苦手なことをやってもらうことで
赤にしよう!とみんなで頑張ったが、
緑のままだった。

笑ったり、楽しかったり、うれしかったりする状態が、コヒーランス状態を保ち、自分のハートとつながり続けているんだろう。

参加者のみなさんの変容ぶりにも驚いた。
NVCもコネプラもほとんど知らずに
来たという人も多かったが、
みなさん、自分が持ち帰りたいと思った以上のことを持ち帰ってもらったように見える。
たくさんの感謝の涙や気づきや愛が、そこにあった。

たった3日間で、雰囲気がこんなにも
変わるのか、と思うぐらいに
変容した人もいて、うれしい。
何度も涙があふれるほど、感動した。

3日目に最後にやった「自己統合プロセス」
これは、NVCのワークだが、これに
クイックコヒーランスの洞察を組み合わせることで
両方の願いからのニーズをなるべく満たす
手段を探す。
そこに「洞察」を組み合わせて使うことが
こんなにもパワフルなんだ!
と感動した。

洞察を得ると、狭くなっていた視野から一気に、
大きな視野に広がり、考えもつかなかったようなアイデアが浮かぶことが多い。

それは、壁だと思っていた壁は、
まったく壁ではなく、
自分は軽々とそれを乗り越える翼を持っていたんだと
気づくような、視界が開けるようなイメージ。

希望や自信につながることが出来たとき、
人はこんなにもキラキラと、輝きを取り戻すのかと
感動した。

もともと、自分の内にある命の輝き。

そこに再度、つながる、その助けになるんだと。

私がこのリトリートで持ち帰りたいと思っていたもの、それは

「みんなの笑顔」

リトリートで撮ったたくさんの写真の中には、
たくさんの「みんなの輝く笑顔」があった。
うれしい。

コネプラのクイックコヒーランスを使いつつ、
NVCの数々のワークで自己とのつながりを深めるというコラボ企画は、
これから、毎月やり続けることにした。真澄と一緒に。

そして、その場では、基本的な
日常で使える共感スキルも、練習できる場にしていきたい。

まずは、押上にて、11月19日(土)に1回目を開催します。
12月は12月10日(土)に。
月に1回のペースで1年ぐらいは続けていきたいと思いますので
ぜひ出てもらえるとうれしいです。
関西でもできればやっていこうと思っています。

午前中がコネクションプラクティスの入門編。
午後1時から6時半が、NVCの基礎力をつける実践的なワークショップ。

今まで、オンラインでやっていたことを
実際に対面で、その場その場に
立ち上がるニーズに応えるかたちでやっていきます。

日常生活の中で、自然に、ナチュラルに
NVCを使えるようになる実践力をつけられる場にします。
洞察も組み合わせることで、飛躍的に
人生を切り開く力をつけていってもらえると思います。

このワークショップの名前は、今と未来をより良く生きるワークショップ
自分の本当の望みにつながり、自分とも周りともよりよい関係性を築くことができるようになることを目指します。

三浦のリトリート。
それは、この、新しい形での場を提供していくための
「第1歩」としての意味もあったのかもしれない。

最初の洞察では、なんだかわからなかった「海」のイメージ。
そこから、こんな風に展開するなんて思ってもみなかった。

洞察のパワーをまたひとつ、実感した。

自分の魂の望みとつながり、
流れにのって
喜びとともに
楽しみながら進んでいこう!

ありがたいなぁ。感謝・・・。

<三浦リトリートでやったワーク>
*ニーズウォークをビーチで。ニーズと仲良くなる。
*3人組で共感サークル。共感スキルを深める
*過去の心のトゲを抜く瞑想。誘導瞑想により、ニーズのエネルギーにつながり、洞察を得る
*感情を感じ切るワーク。フグ。
*自分を責める声(ジャッカル)と仲良くなるワーク
*自己統合プロセス。複数の自分の声を共感的に聞き合い、洞察を使い人生を切り開く

<今と未来をより良く生きるためのワークショップ>
お申し込みはこちらのリンクから。


11月19日(日)10時〜18時半 押上にて


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<そして、三浦リトリート参加者のみなさんからいただいた感想がこちら!>

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"NVCの手法で互いのニーズに共感することで、 初めて出会った人同士も深く繋がることができる”
このまさにNVCが意図することを、 深く体感することができたのが、 今回の合宿で得た一番のギフトです。
主催のくみくみですら、オンラインのスマホ画面ごしにしか見たことがなく、 他の参加者をだれも知らない状態で参加した、2泊3日。
正直、最初に部屋に入った時には、 大丈夫かしら?というなんとなくの不安がありました。
これまで私がいた世界は、 初めての人と知り合うときには、 お互いの背景(出身地や家族、仕事や学校、趣味など)をお互いに話す中で、 共通点をみつけて親しくなるということばかりでした。
でも、今回はそういったことは、 ワークの中でストーリーの説明として出てくることはあっても、 それをお互いが親しくなるために話すということは一切ありませんでした。
でも、結果として、最終日。 リトリートが終わったときの、参加者みんなへの親しみや繋がり感は、 とても深く、確かなものになっていました。
このことは、私にとって新鮮な驚きでした。
ニーズとは、人間が普遍的に共通して持っている欲求だとNVCでは説明していますが、 まさにの「普遍的で共通するニーズ」にお互いがつながることで、 肩書や経歴などが全く関係ない世界で人と繋がれる。
それは、この地球を生きる上で、何かとてつもなく大きな希望のように思えます。
今の日本の社会の中では、民族や宗教などの大きな対立は少ないけれど、 世界全体に目を向けると、根深い対立が今も続いています。
でも、NVCを生きることで、そういったことにも希望の光が見えるような気がしました。 それを深く体験できた3日間でした。
ありがとうございます。

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3日間 共に 過ごさせて頂いた経験は わたしの宝物となりました。 大した知識もないままの参加でしたので、最初 自身に起きている感覚に動揺しました。 今でも あの穏やかさや、温かさを 身体で感じられます。 ついこの前までわたしに認知されていなかった 身体の機能に気付き その機能を信頼し、共に 生きる、新しい自分と共に 今朝も朝を迎えました。
説得力のある説明と 合理的で有効的なワークは わたしに 意欲を起こし、 共感は いとも簡単に わたしの猜疑心を消していきました。 共感の優しさに 身を委ね、身体中が感謝した 瞬間のシアワセの記憶は、今も続いています。 統合された、とても 自然な 自分を感じています。
これからも、社会の中で 過ごす事は、怒りや悲しみもあって当然で、それもまた 繋がりのワークをしていく事だと、今は 理解しますし その時々の感情を大切に 共感し洞察し、思考していきたいと思います。
愛のある思考は 世界を変える力があると思います。それを 教えて頂いたように思います。
このご縁を大切に 更に洞察を深めて また みなさんにお会いしたいです。



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このリトリートで3つのワークを体験しました。それらが織り成す綾のようにつながり、醸成し、気づきを持てた2日間でした。
それには参加者の方のシエア―をたっぷり聞けたり、ワークを時間で区切るのではなくやりきれたり、オーガナイザーの方の細やかなサポートがあったり。 リトリートならではの素敵さが詰まっていたお陰と思います。
私が本当に大切にしたいニーズを大切にするために、今の私が出来ることがわかりました。 ゆっくり自分のペースで楽しみながらやってゆきたいと思ってます。
久美子さん。ご一緒した皆さま。 ありがとうございました。

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本当にハートが軽くなった! こだわらなくなった!
とげ抜きのおかげで昇華でき、いやな人の存在が気にならなくなりました!!
いい意味で図太くなれたかな~って感じです!
日常を離れて、リトリートという環境の中で、受講者の方々ともいろんな話も出来たし、みんなでワクワクする計画を立てられてどんどん楽しみが増えていく!うれしいです。
それと、コネプラや共感クラスを以前に受けていたので、実践に入りやすかったです。説明時、観察のみで表現できるようなるべく気をつけて発言するように気を配れたと思います。それでも繰り返す場面があってこだわっているんだと再認識できました。
なによりハートのおもりというのか、もやがかっていたのがクリアになった感じで翌日腑に落ちることが多かった。
視界が明るくなりましたよ~
講師・オーガナイザーを勤めてくださった3人に全幅の信頼を寄せていたからこそ安心して望めました。 ありがとうございました。 今後も定期的に共感練習していきたいです!

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2週間前にジム&ジョリの合宿に出た時、ゆうこさんと長く、話したんです。その時、NVCは必ずしも言葉(形式)じゃなくてもつながれる、という事が話しの中に出てきました。聞いた時はあまりピンとは来なかったんですが、今回の合宿で「このことか」と思いました。必ずしもフィーリングやニーズの言葉を使わなくても、必ずしもニーズを見つけ出さなくても、つながり、変化は起こる、ということ。でもそれは、共感する側の共感スキルがベースとなっていることが必要なんだろうな、とも思いますけど。 人が本当のニーズとつながった時の美しさ、変化、を目のあたりにできました。
そして合宿の良さ。プログラム以外も参加者同士で時間を共有で着ることの贅沢。これもジムが言ってました。自分が習った先生が「休憩中に一番大事なことは起こる」とおっしゃったそうです。集まってくださった皆に感謝です。

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ゆったりとした時間の中、共感的に聴きあう。

光が美しい。

エムウェーブのデモ

はじめて会った日から、和気あいあい

みんなでビーチでニーズウォーク!

オーガナイザーチームと〜。

自己統合プロセス中。

海が見える研修室、最高でした!

夕陽も美しい。



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